孫社長(Softbank)と山田社長(docomo)の決定的な違いとは?

上記のリンクで二人が語るモバイル通信の未来には、「両者の考え方の違い」以上の「隔たり」があるように思う。

二人の社長が語る未来

現行3Gを鼻での呼吸、Wi-Fiを口での呼吸に例えてみせた。「人間に鼻と口があるように、3GとWi-Fiが両方あるのが当然だという時代になる。Wi-Fiがないと息苦しいという時代になる。Wi-Fiがわたしの出した答えだ」
孫社長(Softbank)

「モバイルは移動して使うもの」であり、Wi-Fiはあくまで補完的なサービスという位置付け。「品質の高いネットワークをきちんと整備していくことが、動画の時代に向けて必要になる」と、あくまで3G(とそれ以降)のネットワーク強化を進めることでユーザーの利便性向上を図っていく方針だ。
山田社長(docomo)

私がiPhoneユーザーである事情を差し引いても、時代の流れを正確に把握しビジネスへ繋げているのは孫社長ではないだろうか。

いったい何人が3Gを高速化するための「マイエリア(docomo)」のサービスを利用したいと思うのか。もし現在の速度に不満があるのなら、汎用性のある無線LANルータを流用したいと思うだろう。

孫社長も「ケータイ」にどこまで希望を抱いているのか疑問だ。Andoroidならまだしも、「ケータイ」ユーザーが自宅での通信速度アップを心から望んでいるとは思えない。「ケータイWi-Fi」は一つ先を見込んだサービスではないだろうか。

例えばこのニュースのような未来だ。

二人の情報収集能力

孫社長と山田社長には情報収集能力にも大きな差があるように思う。

二人の経歴を追ってみた。

■孫社長

■山田社長

この経歴を見る限り海外経験の差が大きい。そして、それが二人の決定的な「隔たり」ではないだろうか。

経歴だけで判断するのは危険だという事は承知しているが、閉鎖的な情報の中で生きた山田社長と、多くの情報を海外に求めた孫社長を想像する限り、創り出されるサービスに差が生じるのは必然だ。<テクストへの想い - #RyoAnnaBlog>でも述べたように、最新の情報は海外にあることが多い。だが海外経験を盲目的に信用している訳ではない。日本にいながらも海外の情報を多く得る手段はある。最も大事なのは情報に対する「飢え」だ。


孫社長と山田社長、二人のRSS Readerに登録されているFeedを覗いてみたい。

iPhoneへの期待

今回の記事は新幹線N700系の中で下書きした。Wi-Fiとは素晴らしいと思うと同時に、iPhoneの非マルチタスクに対する限界も感じた。それでも私はiPhoneで全てを完結させる事を夢見ている。今は内蔵ブラウザ付きメモ帳アプリと、クリップボードに複数のデータを保存できる機能が欲しい。

と、ここまで書いて気づいたのだが、Evernoteを利用すれば内蔵ブラウザで辞書を引き、Google検索し、Instapaperの情報もアプリ内で利用できるのではないか。Evernoteのメモ帳としての可能性をいつか記事にしたいと思う。