22世紀 未来予測 - PCやiPhoneそして交通などはどうなっているのか?

こんな記事を読んだ。

明治34年の報知新聞に掲載されたという未来予測の記事だ。21世紀の技術が語られているのだが、なかなかどうして、的を射ているから面白い。例えば次のような予測だ。

◆遠距離の写真◆ 
東京の新聞記者は編集局にいながらにしてカラー写真を電送できるだろう。→PC・スマートフォン
◆暑さ寒さ知らず◆
暑さ寒さを調節する器械が発明される。→エアコン
◆人声10里に達す◆
伝声機が改良され、10里(40キロ)離れた男女が延々と愛を語れるようになる。→携帯電話・Skype
◆写真電話◆
電話は相手の顔が見られる。→テレビ電話
◆買い物が便利に◆
写真電話を使えば、遠距離の品物を選んで購入できるようになる。→Amazon
◆鉄道の速力◆
急行ならば時速50マイル以上(約80キロ)で、東京神戸間で2時間半。→新幹線
◆医術の進歩◆
内科手術はほとんど外科になり、切開は電気により全く痛みがない。→カテーテル


それでは、22世紀つまり2100年代の未来はどうなっているのか。私なりに予測した。

写真、動画

物理的なデジタルカメラは残っているが、同じ役割を持つ人間の「目」もある。最初はコンタクトレンズに回路を組み込むタイプだったが、医療技術が進歩して目に直接カメラを埋め込むようになる。フォトグラファーや映像アーティストの間で流行し、徐々に一般の人も施術するようになる。データは脳内の特殊な保存領域、もしくは脳から直接無線で繋がった外部ネットワークに保存される。
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携帯電話

iPhoneのような物理的な端末も残っているが、一部の人は端末を使用せずに心の中だけで通話ができる。電脳化技術。つまり脳に直接マイクロマシーンやナノマシーンを注入する事により、心の中で可視化されたネットを作りだす事ができる技術だ。声に出さなくても、心の中で喋る事により人との会話が可能となる。その人が心の中で会話しているのか、何も会話していないのか、視覚的に判断するために通話中は頭の上にエアタグのようなアイコンが見える。電脳化していない人にはそれは見えない。

パーソナルコンビュータ

物理的なPC端末も残っているが、一部の人は電脳化により端末を持たなくとも、頭の中だけで高速な演算が可能となる。残っている物理的なPC端末とは現在のようなデスクトップ型やノート型ではなく、限りなく薄い有機LEDのタッチデバイスだ。そしてiPhoneもAppleタブレットも存在してないがAppleの思想は残っている。なぜなら最新のユーザーインターフェイスを提供し続けてきたのはAppleだからだ。

テレビ

テレビというメディアはない。あるのは瞬時に検索できる動画コンテンツだ。現在のGoogle検索のようなキーワード型ではなく、人口知能(AI)による高度な検索機能だ。また、一部の人は頭の中で作りだしたネットにより、ディスプレイがなくても家族や恋人と一緒に動画を共有して楽しむ事ができる。

通信

有線という概念は消滅する。全て無線であり、速度は一般的な光回線の1万倍、つまり1000Gbpsのスピードが標準となる。

食物

バイオテクノロジーがさらに発展し野菜を育てる事はなくなる。食用の魚や動物のオリジナルは絶滅している。全食物はそれぞれの種(タネ)に少しの圧力を加えるだけで野菜となり肉となる。

交通

電気自動車や新幹線はない。現代の全ての車道や歩道には「動く歩道」がある。ハイウェイには高速移動が可能な「動く道路」があり、振動や遠心力に対する技術も発展しているため、東京−大阪間を10分で移動できる。

寿命

遺伝子技術と医療技術の発展により200歳まで生きられる。ただし倫理的な問題が根強く残っている。延命する事が許されるなら、自ら命を断つ事も個人の権利だという反対派がいる。

これだけは今と変わらず残っていて欲しい。



冒頭で紹介した明治34年の記事。科学的根拠のある予測だったのかは不明だが、誰があの時代に携帯電話を想像したであろうか。今回紹介した22世紀の未来はどうだろう。これらは突拍子もない予測かもしれないが、もしかしたら22世紀も私が生きていて正否を判断できるかもしれない。


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22世紀への伝言

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