ベガスの大富豪



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 ラスベガスの億万長者の話ではない。ポケットベガスの大富豪の話だ。

 先日ポケットベガスがバージョンアップされた。以前から嘆いていたソリティアの動作遅延も解消され、約束通りiPhone3Gに最適化された。が、どうやら私が勝てなかった理由は動作の遅延によるものではなかった。脳のディレイドが問題だったようだ。

 脳の話はさておき、今回のアップデートでポケットベガスに大富豪が追加された。アップデートではなくアップグレードという表現が適切か。オンライン対戦のゲームが追加された意味は大きい。カードゲームはコンピュータ相手にやっても面白くない。人とやる事で緊迫感と優越感が生まれ、時には嫌悪感さえ生む。

 ポケットベガスの大富豪を楽しむにはルールを知る必要がある。詳細な解説は本家に譲るとして、ここでは勝敗の決め手となるルールを少し説明したい。

  1. ジョーカーと2は最後に出すとチョンボになる。恥ずかしい。チャットの選択肢に「ありゃ?」が無いので言い訳ができない。
  2. スペードの3はジョーカーに勝てる唯一のカード。ジョーカーを出してクールに勝とうとした矢先に、スペードの3を出されズッコける事がある。チャットの選択肢に「うおー」があるのでストレスは解消できる。
  3. 確実に場を流す事ができるカードが8。終盤で相手に出されると、「ピーポヨン」という効果音とともに心が折れる。
  4. 革命


このスクリーンショットは最もスリリングな勝ち方をした時のものだ。大貧民で迎えた終盤。自ら革命を起こす。残りの3(2枚)に続き5を出し終戦。みごと大富豪に超出世した。えっへん!


 誰が「革命」などという名前を付けたのだろう。変革でもなく、どんでん返しでもなく、ひっくりカエルでもない。革命という表現以外は陳腐なものに感じる。

 革命とは場に4枚の同じ数字のカードをだすか、同じ柄の連続した数字のカードを4枚だすことにより、強者と弱者が一気に入れ替わるルールだ。最強の2が最弱となり、最弱の3が最強となる。その逆も起こり得る。まれに発生する革命返しは、更なる興奮を生む。

 ポケットベガスの革命は、最高の演出が施されている。それまでのゆったりとしたBGMが、革命により突然テンポの速い曲に変わり、ゲームに参加している4人の鼓動が速くなる。ポケットベガスはとにかく効果音が気持ちいい。

 今回のバージョンアップで、キーボードによるフリーワードのチャットが廃止された。これは懸命な処置だ。革命により「バカヤロー」だの「オカマ!」だの、怒声が飛び交う事が予想されるからだ。フリーワードのチャットがあると、大富豪の場が荒れる。

 ただし、先にも述べたが、チョンボした時の照れ隠しのために「ありゃ?」は欲しかった。まれに相手の通信環境が悪くなり、ゲームの進行が止まる事がある。そんな時も「よろー」よりは「ありゃ?」のほうが雰囲気が出る。

 このゲームは大富豪になれば勝てるというものでもない。貧民から大富豪に昇格すれば超出世となりボーナスポイントがもらえるし、貧民と大貧民による終盤の闘いで、スリーペアを連続で出せば、最後には大富豪の得点を超える事もある。真の大富豪となるためには、点数の配分を検証する必要があるが、他の誰かが研究して記事にしてくれるだろう。



 ポケットベガスに大富豪が追加された事により、ランキング上位も夢ではなくなった。が、本当はラスベガスの大富豪にもなりたい。そうすれば巨額の制作費を出して、愛しいAYAさんのARを創る事ができる。エヴァンゲリオンの綾波や、ラブプラスの寧々さんにも負けない最高品質のAYAホログラム。あんな事やこんな事、イチャイチャちょめちょめ...

 冗談だ。


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