人生で影響を受けた5つの要素 #5ele


 先日@RyoNx2さんが興味深い事を呟いていました。

自分の人生を語る上で最も影響を受けた5つの要素。デビッド・リンチ、Bjork、安部公房、アーネスト・ヘミングウェイ、キャラが濃すぎる愛すべき家族 #5ele
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 Twitterで "#5ele" というハッシュタグが話題になっているようです。"5 elements" と聞くとリュック・ベッソンの映画を思い出しますが、ここでの "#5ele" は人生で影響を受けた5つの要素を意味します。

 「本棚を見れば人となりが見えてくる」

 映画や音楽でも同じですが、影響を受けた作品を見ればどんな人なのか大体想像できますね。真面目な人、芸術肌の人、楽観的な人。本棚が全てではありませんが、感性をつかさどる重要な要素だという事に間違いはないと思います。

 今回は私が今まで生きてきた中で、最も影響を受けた5つの要素を紹介します。こうして列挙すると、若い頃に出会った作品が多い事に気づきます。多感な頃に受けた衝撃は、いつまでも記憶に残ります。大人になった時の価値観をも左右します。

 大人になるにつれ、往々にして感性は鈍くなっていくものですが、ネット上には歳を重ねてもアーティスティックな方が大勢います。いつまでも多くのジャンルにアンテナをはっておきたいものですね。

村上龍 「五分後の世界」
 第二次世界大戦で日本が降伏しなかった世界。そんなパラレルワードを緻密に描写し続け、物語の最後の1行で現実へと導く手法。小説にしろブログにせよ結末は重要ですね。


村上龍×坂本龍一 「Ev.Cafe 超進化論」
 2人が識者を招いて語る鼎談集。学生時代にこれをきっかけとして哲学書を読むようになり、テクスト、構造主義、リゾーム、スキゾといったキーワードに出会いました。当時も今もそれらの意味はほとんど理解していませんが、私の言葉はあの頃、形成されたのだと思います。


町田康 「くっすん大黒」
 内容は全く覚えていません。ただ、独特な体言止めで語る文体が印象深く、少なからず影響は受けていると思います。


中島らも 「今夜すべてのバーで」
 先日亡くなった中島らもの代表作です。アルコール中毒をテーマとした自叙伝にあたるこの作品。普通は重くなるようなテーマを、笑いを織り交ぜ語る手法。影響は色濃く残っています。


村上春樹 「風の歌を聴け」
 この作品は冒頭で打ちのめされます。乾いた文体と日常の描写がポップアートをほうふつとさせます。学生時代にJ・D・サリンジャーとアンディ・ウォーフォールの関係性に思いを馳せた事がありました。村上春樹の原点はそこにあるのではないかと思ったのです。

音楽

エリック・クラプトン 「Tears in Heaven」
 クラプトンが亡くなった息子を想い書いた曲です。この曲をコピーするためにギターを買いました。たいして上達もせず今では弾く事もなくなりましたが、音楽に対する情熱の原点となった曲です。


BECK 「Looser」
 アコースティックとヒップホップを見事に調和させた代表作。この曲はまぎれもなくオルタナティヴ・ヒップホップの先駆けです。アルバム「Odelay」と「Mutations」は永遠のバイブルです。


Brandy 「Never Say Never」
 私をR&Bの世界へと誘ったのがブランディです。その後にメアリーJ・ブライジ、ジャネット・ジャクソン、アリーヤなど多くのR&Bを聴きましたが、いつ聴いてもブランディがしっくりきます。


Kanye West 「We Don't Care」
 今でもiPhoneの着信音にしているこの曲。ヒップホップにはまった時期があり、Jay-Z、NAS、SnoopDogなどを聴いていました。ただ、ブラック色の強いヒップホップよりも、ファンキーでポップなKanye Westが好みです。


Dragon Ash 「Let yourself go, Let myself go」
 いざ聴いてみると良かった。いかにもブラックを模倣したジャパニーズ・ヒップホップは好きではないのですが、ポップ色の強いDragon Ashは好きです。他には「Life goes on」がいいですね。同名の2Pacの曲も心に残ります。

映画

パルプフィクション
 映画にはまるきっかけとなった作品。クエンティン・タランティーノの作品からは深い意味は読み解けないのですが、ギャングの世界をこれほどスタイリッシュに表現した映画はないはずです。


恋する惑星
 ウォン・カーウァイ監督の代表作。独特なカメラワークで表現する片想い。フェイウォンの主題歌「夢名人」も強く印象に残っています。この曲はクランベリーズがオリジナルなのですが、今でも何かの拍子に思い出して口ずさむ事があります。


攻殻機動隊
 押井守監督の代表作。テレビシリーズの「Stand Alone Complex」と合わせて、これを超えるアニメにはなかなか出会えません。電脳と呼ばれる高次元のネット社会と、警察という組織をスタイリッシュに織り交ぜたこの作品。永遠のバイブルです。


ギルバートグレイプ
 ジョニーデップは「シザーハンズ」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」が有名ですが、家族愛に満ちたこの作品こそ、彼の真骨頂だと思います。「妹の恋人」も同様に家族愛を表現したよい作品です。


ゴッドファーザー
 ロバート・デ・ニーロにはまるきっかけとなった作品です。これを機に「タクシードライバー」や「グッドフェローズ」へとつながりました。「ミッドナイト・ラン」や「レナードの朝」など心に残る映画も沢山あります。

ツール

iPhone
 現在最も影響を受けているものです。


Twitter
 日常の隙間をうめてくれるTwitterは、私にとって欠く事のできないサービスです。


ブログ
 ブログを始めるきっかけを与えてくれたのは、@appbankさん、@donpyさん、@hiro45jpさんです。あれから約8ヶ月が経ち、大勢の方に支えられ、おかげさまでアクセスも増えてきました。ただ、未だに私は自分の事しか書いていません。3人のように誰かを助け育てるような事はできていません。未熟です。


WriteRoom、大辞林、Tweetie
 この3つのアプリがないとブログも書けません。Twitterも楽しめません。それほど私にとっては影響の大きいアプリです。たかがアプリ、されどアプリ。

両親

 若い頃は反発するのが常ですが、親元を離れるとありがたさを肌で感じます。そして子供ができると親から受けた影響は大きいと実感します。自分の子供と接していると、親と同じような言動をとっている事があるのです。良いところは認め、悪いところは改める。人生において最も影響を受けているはずです。

あとがき

 人生で影響を受けた要素。本当は誰かが綴るこのテーマを読みたいのですが、まずは自分で書いてみました。

 Twitterやブログでは書かれる事のない原点。そこから透けて見える本質。誰かが続けて書いてくれると嬉しいです。

 あなたのアンテナ傾いてませんか? 私は壊れかけたアンテナを修理している最中です。


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